① フードコーディネートへの思い

私は、調理師学校で「フードコーディネーター養成セミナー」(以下FCセミナー) を
約15年間担当していました。
企画・立案・講師選定・打ち合わせ・教材開発・生徒募集・運営、
果ては就職相談まで、
一切を中心になって担当して開講していました。
全32期、卒業生は述べ1800人になりました。
当然ながら、私の廻りにはいつしかFCを初め、
様々な料理の専門家(なんせ調理師学校なので、
和洋中の教授と講師陣、クッキング教室の講師もブレーンでした)や、
カメラマン、テーブルコーディネーターや栄養士、陶芸家、
食器小売店主、専門誌の 記者など、食を演出・企画したり料理を
提案したりする、あらゆる分野の食の専門家 が集まっていました。
また、もともと広告や販売促進、販促企画などに興味があり、
最初に社会人として入った業界は、広告業界でした。
(株式会社リクルートに、営業職として6年在籍)

しかしながら一歩街へ出てみると、
時代遅れの料理や商品を販売していたり、
ターゲ ットがぼやけていて商品の魅せ方(敢えて見せ方ではなく、
こう表記します)や絞り込みがイマ イチだったりすることが、
多かったのです。
担当者に聞いてみると、
「じゃあ、そういったことは誰に相談したら、考えてくれる のですか?」という返答。
「FCに聞いてみたら?」と答えると、
「そんな人は、知り合いにいない」と
言われました。
それもそのはず、街中の飲食店や中小の食品メーカーや小売店なら、
FCの知り合い なんているはずもありません。
TVや雑誌などでその存在は知っていても、
身近に 相談する人材ではなかったのです。
そこで、今まで共に仕事をしてきた仲間と、
「もっとフードコーディネートの世界を拡げたい!」と思いが強くなり、
FCCを開設することを決意しました。